2022年5月28日から29日にかけて、長野県塩尻市の高ボッチ高原にある「高ボッチ高原キャンプ場」へ行ってきました。
ここは、漫画「ゆるキャン△」の舞台になり、ファンの方々には、いわゆる「聖地」と呼ばれ神聖化されている場所です。(管理棟内も超ゆるキャン推しでした)
しかーし!我々にとってはこの方のこのブログこそが聖典。この記事を見て、絶対にいつか行くと誓った聖地なのである。
そして、この度ついに聖地への巡礼が実現したのでした。
じつは、2年前にも訪れた事があるのですが、その時は濃霧で1M先もわからないようなホワイトアウト状態で…
今、自分は目的の駐車場にいるのか、はたまた道のど真ん中にいるのか、自分が今どこにいるのか全くわからない状況だったので諦めて退散した苦い思い出があります。
出発
自宅のある大阪から、長野県の高ボッチ高原へは片道350kmの道のり。
今回もツーリング気分を味わうため、前日の金曜日、早めに仕事を切り上げて17時頃には自宅を出発し、のんびり一般道を使って向かいました。
先月の陣馬形山へは、ずっと一般道を使いましたが、今回の高ボッチ高原はさらに+50kmほどの距離があるので
岐阜羽島ICから中津川ICまでの間は中央道を使いワープw
そして途中の恵那SAで車中泊。
翌朝6時に起床し、7時には恵那SAを出発。
予定通り中津川ICで降りて、高ボッチ高原を目指しますが・・・
高ボッチ高原のある塩尻市を目指すのなら一般的には19号線を進むのですが、何故か256号線を使い阿智村の方へ(爆)
長田屋商店の寄せ豆腐
256号線で長野県に入ってすぐにある、「長田屋商店」に立ち寄り「寄せ豆腐」を買うためでした。
地元産の大豆を使い、清内路のおいしい水で作られた週末限定のお豆腐です。
お店の隣の作業場で作られたできたてほやほやの豆腐をゲット。
(豆腐を買うと、冷凍された「おから」を保冷剤代わりにいただきました。)
一番水
今回の「高ボッチ高原」も先月の「陣馬形山」同様、水がないらしいので清内路のおいしい水を汲んで向かいます。
すずらんファーム
そして、これまた「ゆるキャン△の聖地」になっている、「こまくさの湯」の隣りにある、すずらんファームにて飲むヨーグルトをお土産用に購入しました。
(甘めでとても濃厚な、個人的に超おすすめヨーグルトです)
自分用には、ソフトクリームをw
高ボッチ高原に到着、キャンプスタート
キャンプ場に付く前に色々と寄り道をしてしまいましたが、ここからが本編。キャンプブログスタートです(汗)
高ボッチ高原へのルートは2通りあるのですが、現在は「崖の湯」ルートしか使えず、必然的にこのルートを通って向かうのですが・・・
中々に険しいルートでした(爆)
離合困難な細い道、は別に馴れているのですが、路面の状況が酷いw
路面には深い轍があり、さらにところどころ陥没しているので、車が揺れる跳ねる揺れる。
こんな酷道、久しぶりに走りました(笑)
そして高ボッチ高原の駐車場に到着すると、今までの険しい道を走り切ったご褒美のように素晴らしい絶景が目の前に広がっていました。
中央アルプスや南アルプスも、もちろん絶景なのですが・・・
やっぱり北アルプスは別格ですね。スケールが違う。
それに、標高1600Mの空は青い!
遠い所、やってきたかいがありました。
チェックイン
チェックインのために管理棟の「でいだらボッチ館」へ向かいます。
一見、普通の山小屋風に見える建物だけど一歩中に入ると。
真っ白の内装のオシャレ空間になっていましたw
そして超ゆるキャン△推しwww
設営
受付を済ませ、今回利用するフリーサイトへ向かいます。
フリーサイトの他オートサイトが3区画だけあります。
オートサイトは北アルプスと松本市の夜景が望める一等地なんですが、場所が駐車場の一角にあり、絶えず多くの人が行き交い、晒され感がパなかったです(爆)
サイトからの景色はいいんだけど、ちょーっと落ち着かないかなぁ…。
今回は、ソロではなくしくさんとEgnathさんとのグルキャン。
先に到着していた、お二人の間に入るように設営します。
今回もワンティグリスのSoloHOMESTEADを使いました。
設営が簡単でソロには十分なスペースがあり、本当に優秀な幕です。
フリーサイトからの展望は何もないけど、木々の間にありキャンプ場としては、とても素敵なサイトだと思います。
これが、1泊¥1,000-とは超格安ですね。
設営も完了したので、まずは乾杯w
長旅お疲れちゃん俺(爆)
Egnathさんより、高級ジンを頂きました。
独特の風味が癖になる、美味しいお酒です。 気になって調べてみたら、ジンってジェニパーベリーの実からできているんですね。
職業柄、ジェニパーベリーには馴染みがあります。
針葉樹特有の強い匂いがする花材なのですが、あれがお酒になるとは…なんか不思議な感じですw
夕刻
日が傾きだし、活性が上がってきたおっさんたちは、カメラと三脚を持って動き出しますw
おっさんたちは諏訪湖と富士山の見えるスポットに向かいます。
スポットは先に到着していた、Egnathさんとしくさんによるロケハンのおかげで調査済み。
ワタシはお二人の後について歩いていきます。
くぁwせdrftgyふじこlp!あの聖典でみた景色が、とうとう目の前に!
多少霞んでいるけど、富士山が見える。もうこれだけで僥倖w
楽しいーーーw
外国人が撮ったっぽい写真を意識して撮ってみたり(爆)
金曜ロードショーみたいな写真を撮ったりしていたら…。
日も傾き穂高連峰の奥に太陽が沈んでいきます。
シルエットとして浮かび上がる槍ヶ岳。
諏訪湖の周りの街も灯りがともしだしました。
ギリ富士山が見えているけど、この後数分でその姿は見えなくなってしまったので、撮影は一旦終了。
キャンプ場に戻ります。
キャンプ場に戻れば、北アルプスの山並みと松本市街の夜景。
本当に360度絶景に囲まれたキャンプ場です。
夕飯
サイトに戻ったのは19時半過ぎ。
日が長くなりましたね(汗)
そこから、食事の準備を始めました。
まずは、清内路の長田屋商店で買ってきた寄せ豆腐。
流石にこれ一丁を食べ切れる事ができないので、きれいに3等分して、Egnathさんとしくさんにも食べていただきました。
味も濃くって美味しかったです。
次回も必ず買いますw
あと、その上にある焼鳥を焼きました。
でも、この日一番美味しかったのはしくさんにもらったサーモンでしたw
超味が濃厚で、回転寿司に出てくるサーモンしか食べたことのなかったワタシにはびっくりの美味しさでした。
しくさん。またよろしくお願いします(爆)
その後はお酒を飲みながら、今夜は南の方に雲が出て天の川の濃い所は見えないかもねーとか、話しながら…
じゃ、この後2時にと約束を交わしシュラフに潜り込みました。
寝る前に撮った写真。
この後、天の川が上がってくるので、それに合わせて仮眠タイムw
深夜2時
深夜2時。
眠い目をこすりながらテントから出ると、ちょうどEgnathさんもハンモックから出てこられました。
ミッドナイトドリーマーからは、気持ちよさそうないびきが聞こえてきたので、そのままそっとしておきました(爆)
テントからでて、空を見上げると・・・
天の川でてるじゃんw
うっすらと白い帯が肉眼でもはっきり見えます。
サイト周りで撮っていると、Egnathさんが、あの鉄塔のところまで行かないか?というので
行ってみました。(ちょっと怖かったけど(汗))
うーむ…鉄塔と天の川が被ってしまってうまく撮れない(汗)
天の川が撮れないので場所を変えて撮影。
しかし、高ボッチ高原は諏訪市と松本市の市街に囲まれているロケーションのため光害が強く、前回の陣馬形山ほどの星空には出会えませんでした。
それでも撮影を続け、気がつけば深夜3時半を回っていました。
諏訪市街の夜景。
朝焼け
天の川の撮影大会が終われば、次は朝焼けの富士山が写欲にまみれたおっさんたちを待ち構えています。
この日の日の出の時刻は4時30分ごろなので、しくさんとも合流し、4時に昨日の撮影スポットへ向かいます。
朝もやに浮かぶ富士山。
刻一刻と変わる景色。
北アルプスに現れたモルゲンロート。
涸沢カールのモルゲンロート。
お日さまが完全に上がって、撮影タイムは終了。
今日も良い天気w
撤収
満足行くまで写欲を満たしたので、サイトに戻って朝食を済ませ、撤収の準備に入ります。
のんびりと片付け始めて、8時には撤収完了が完了しました。
・・・今から大阪まで帰るわけだけど、3時間ぐらいしか寝てないんだけど大丈夫か?俺?(爆
帰り道
帰りは19号線を南下し、中津川から中央道に入り岐阜羽島で降りて来たときと同じルートで午後5時に家に到着しました。
もう、勢いで車を走らせていましたが、流石にこのハードな行程は滅茶苦茶疲れました(笑)
-fin-
今回ご一緒したしくさんの記事はこちら
Comment
あ、あの豆腐、わざわざ買いに行った代物だったのですか
しかも結構高いw
どおりで美味しかったです、ありがとうございました
いや〜、しかい星の写真以外は大体いっしょですねw
モルゲンロートの空の色は、ホワイトバランスがおかしくなったかと思ってましたが
ediさんの写真も同じ空の色だったので、ああいう色だったのですね
特に最初の星の写真の、星の自然な出し方が流石ですね〜
しくさん先日はどもですw
豆腐は以前から気になっていた豆腐屋さんで、調べてみると美味しいって評判ということだったので寄り道してみましたwww
モルゲンロートとか朝方の焼け方とか本当にきれいでしたね。
一応、JPEGの撮って出しだし、ワタシの記憶でもあの色合いだった思いますが・・・もう記憶が定かでは…(汗)
また絶対に行きましょうね!
こんばんは~
1泊¥1,000なんでしたっけ?!
めちゃ安ですねw
高ボッチも、陣馬形山もいつかは行ってみたいです!
あの富士山と諏訪湖のロケーションは肉眼で見たいなぁ
いい写真が多いですw
takuさんコメントありがとうございます
1泊1,000円です。安いw
その代わり、ゴミ持ち帰り・洗剤使用禁止・などなど制限がありますが、それでも安いw
今まで陣馬形山が絶景NO.1と思ってたけど高ボッチも同じくらいの絶景でした!
次回は是非ご一緒しましょうよw