X-TRAIL(T31)にルーフデッドニングと断熱施工

DIY

今年の春先のことですが、愛車のルーフのデッドニングと断熱加工という大掛かりなDIYを行いました。

まずは、そのデッドニングとはなんぞやというと・・・。

デッドニングとは…制振剤をボディの鉄板に貼り付けて振動を抑え、静粛性を高めようという手法で
主に車内の静音化やスピーカーの音質向上を目的に行われる手法です。

自分もスピーカーをリプレイスする際に素人施工でフロントのドアのデッドニングは済ませています。

しかし、今回の目的はスピーカーの音質などとは関係なく
車の広い面積を占める天井に防音対策を施し、キャンプ場へ行く道中快適に過ごせるように制振材を天井に貼り付け…
さらに断熱材も一緒に貼り付けて車中泊時に少しでも快適に過ごせるようにするための施工です。

まぁ、とにかく大変で大掛かりな作業でした(汗)

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下準備 ルーフライニング外し

ルーフのデッドニングが、どれだけ大掛かりで大変な作業なのかというと…
この天井の内張りを外してボディの鉄板をむき出しにする作業にあります。

天井の内張りを取り外すために、さらに前準備としてトランクルームの内張りを剥がし、Bピラーを外し、ウェザーストリップ、バイザーにシートベルトなどその他諸々のパーツを取り外してようやくルーフのライニングの取外すことができ、そこでようやく本編の作業に入ることができるようになるのですが、ここまで来るのが本当に大変でした(汗)

途中、元に戻せるのか不安になりながら手を進め(爆)

この状態まで持ってきて、ようやくスタートです(汗)

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施工

なんとかルーフの鉄板を顕にすることができたので、ようやく作業の開始です。

シリコンシーラントによる隙間埋め

ルーフの鉄板と補強材(フレーム)との間にシリコンシーラントを注入し剛性を上げる(らしい…)のですが・・・

シリコンシーラントを3本ぐらい使ったと思います。
1週間ぐらい車内にシリコンシーラントの匂いが残り、とても臭く乗るたびに不快になっていました(汗)。

制振材貼りつけ

シリコンシーラントで隙間埋めをした後、パーツクリーナー(もしくはシリコンオフ)で脱脂をし、制振剤を貼りつけていきます。

制振材は、片面に黒いゴム状?の糊(ブチルと言う)、そしてもう片面にアルミ?が貼りつけられたものです。

色々グレードがあるみたいですが、違いのわからない男ですのでリーズナブルなこちらの商品を今回は使用しました。

ピザカッターのようなカッターで細かく切って、車体に貼り付けていきます。

施工時は2月。
気温が低く、接着面のゴム(ブチル)部分が冷えて固まっていそうだったので、アルパカストーブ焚き火用リフレクターで温めて、施工性を上げて挑みました。

細かくカットした制振材を天井の鉄板に貼り付けていきます。
貼りつけて、ヘラのようなものでボディに圧着していく作業を天井一面に行いました。

ずっと上を向いた姿勢での施工が続くので、腕は疲れるし首はだるくなるわで、この工程も中々大変な作業でした。

断熱材貼りつけ

続いて、制振材の上から断熱材を貼り付けていきます。

黒いスポンジのようなシートの片面にアルミ箔のようなものを貼りつけた断熱材を、先程貼りつけた制振材の上から貼りつけていきます。

これで、制振・断熱のメインの加工は終わり。

ここから、最初に取り外した天井の内張りをもとに戻して、その他諸々のパーツをもとに戻していく大変な作業を行って終了です(汗)

完成

全てもとに戻して作業終了…。
2日ほどかかりましたが、本当に大変な作業でした(汗)

お約束の、トントンして作業の成果を確認しました。

施工前の状態の様子がないのですが、ボディを叩いたときの音が締まり、響かず吸収されています。
未施工だと、コンコンってもっと軽い音がします。

インプレッション

作業を終え、実際に運転してみた感想ですが。

静音化について

タイヤハウスやボディ下側などから入ってくるノイズがあるので、めちゃくちゃ静かになったとは感じませんが、さすがに未施工時に比べて静かにはなりました。

一番効果がわかるのが、雨が降ったときです。
しっかりした雨が降った時など、フロントガラスからはバチバチと雨が打ち付ける音がするのに、天井から全くといっていいほど雨が天井を打つ音は聞こえてきません。

静音化について、トータルで見て静かになったか?というと、まだまだですが…
今後、他の部分(タイヤハウスやフロアなど)を施工していき静かで快適な車内空間を目指していきたいと思います。
なにせ、車に乗ってる時間が長いもんで(爆)

断熱化について

断熱化についても、劇的に効果があったか?と言われると、エアコンの効き、及び車内が涼しくなるのは早くなったと思います。

車内はよく冷えるようになったけど、フロントガラスから入ってくる日差しのせいで、体の中は寒いぐらいだけど表面はジリジリと暑い状態になりました。

これについても、ルーフ単体ではそれほど劇的な効果がなくフロントガラスなども併せて対策していくことが大事だと思います。
(今後フロントガラスに断熱フィルムを施工しようと計画中)

我がX-TRAILも、新車登録時から9年が経ちましたが、まだまだ現役w
これからもキャンプのお友に、色々なところに出かけて行きますので、快適に車生活を遅れるよう手を加えて行きたいとおもいます。

DIYバイク|クルマ
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Comment

  1. しく より:

    剛性上げるんだったら溶接した方がよかったんじゃないですか?w
    次はタイヤハウスやりたいですね〜
    断熱材もこれだけ入れれば効果ありそうですね
    高級車だと最初っから入ってるんですかね?

    • edi より:

      しくさんコメントありがとうございます。

      流石に溶接するスキルは持ち合わせていません(爆)
      剛性を上げると言うより、ビビリ音を軽減するみたいな気休め程度の施工ですのでw

      断熱材については効果はあると思うのですが、流石にフロントガラスから入ってくる熱が暑くって恩恵は今の所そこまでは感じられないです(爆爆爆)
      なので、ガラス全体に断熱効果のあるフィルムを張りたいなと今計画中ですw

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