ワタシの愛車、X-TRAIL(T31)。
キャンプ場への道中で長いときは8時間近く(片道)を過ごすこともあり、もう第二のリビング言ってもいいんじゃないかと思うマイX-TRAIL。
そのキャンプへの道中を快適に過ごせるようにする、車内快適化計画の音楽編。
カロッツェリアのチューンナップウーファー「TS-WA130DA」を装着しました。
車内快適化計画では、以前に簡易的なデッドニングとスピーカーの交換を行いました。
この時点で、純正オーディオとは全く違う音に感動していたのですが、聞き慣れてくると、もう少し低音域に迫力が欲しくなり、サブウーファーの取り付けに至りました。
装着にあたっては、設置して配線をつなげてすんなり装着とは行かず、一筋縄では行きませんでした。
しかし、簡単についてしまってはブログ的にもおもしろくない(爆)
あーでもないこーでもないと試行錯誤を繰り返しましたが、それも含めて楽しめたDIYになりました。
開封
まずは、開封。
サブウーファー本体と、接続するための配線各種に調整用リモコン。
リモコンはプラスチック製だけどヘアライン加工が施されて高級感のある仕上がり。
しかし、調整はヘッドユニット側で行うので、このリモコンは使いません。
ヘッドユニットにサブウーファー用の出力端子があるので、このスピーカー線に割り込ませる線も、同じく使いません。
使っているヘッドユニットはこちら
シート下に置くことができる、コンパクトなサブウーファー。
カロッツェリアの中でも一番廉価なエントリーモデルながら、評判は上々。
ワタシ自身、カーオーディオの世界にどっぷりハマっているわけではなく、純正オーディオより上質な音楽でキャンプ場へ行く道中を快適に過ごせればいいだけなので、このモデルを選びました。
開封後、車で設置場所をあーでもないこーでもないと色々なところに置いたりしていたら早速傷がついてしまった(汗)
置き場所がない!?
今回、取り付けに際して一番の問題が設置場所でした。
このサブウーファー、運転席の下に置けるコンパクトなサイズがウリなのですが、X-TRAILの場合は運転席・助手席の下に吹出口があり、サブウーファーが置けるフラットなスペースがありません。
荷室はキャンプ道具を積み込むため、余計なものは置きたくありません。
そこで、色々脳内で取り付け方法を模索して、今回はシートの背面(裏側?)に固定する方法を試してみることにしました。
シート裏に取り付ける土台を作って、そこにサブウーファーを固定するという方法です。
この説明では、なんのこっちゃ?て感じだと思いますが、ぜひどのような方法で取り付けたのか最後まで見ていってください。
下準備
車に取り付ける前に下準備として、土台などを準備しておきます。
土台
土台はMDFの板が手元にあったのでシート裏の大きさにカットし、1枚では強度的に不安だったので木工用ボンドで2枚貼り重ねて厚みを出しておきました。
土台の上にサブウーファーを載せてみた図。
80cm超のロングタイラップで固定する予定です。
80cm超では長すぎた・・・
これぐらいがちょうど良さそう。
準備ができたので、それでは車の方へ行きます。
配線
とりま、先にヘッドユニット側の配線を接続しておきます。
RCAケーブルでヘッドユニットと接続。
電源線は、バッ直ではなくオーディオハーネスにあった常時電源に繋ぎました。
助手席取り外し
助手席のシート裏に取り付けるためにはシートを車体に取る付けていたままでは作業ができないので、助手席を取り外しました。
この送風口が邪魔して床面に置けなかった。
シートを取り外すには、この工具が必要。
今後もシートを取り外す機会がありそうだったので、購入しました。
配線取り回し
電源線とRCAケーブルは離した方がいいと、どこかで聞いた気がするので、電源線は助手席ドア側を通して送風口から出しました。
RCAケーブルはシフトレバーのある中央側から通して、送風口まで持ってきました。
アースポイントはBピラーの他のアースポイントに共締めしておきました。
シート加工
シート裏に最初に作成していた土台を仮固定します。
シート裏には、全長80cm超のロングタイラップを、シート裏の波々ワイヤーに絡めるように通して
こんな感じで、タイラップでサブウーファーと土台ごと固定する予定です。
シート裏に取り付けるので、サブウーファーの振動がシートに伝わらないように、気休めですがスポンジをシートと接触する面に貼り付けておきました。
サブウーファー取り付け
サブウーファーに配線を接続し終えたら、シート裏に固定していきます。
シート裏に固定ってどういうことだ?って思ってたかと思いますが、
こんな感じでシート裏にサブウーファーを固定することができました。
サブウーファーに固定用のビスがありますが、この上から吊り下げるような固定方法では頼りないので
タイラップも使い頑丈に固定しています。
最後にシートをもとに戻して、はい完成w
完成
取り付け完了後、取り外しておいたバッテリーのマイナスケーブルを取り付け、サブウーファーから音が出ていることを確認して、全作業の終了です。
ダウンファイヤリング?
今回、サブウーファーを取り付けるためのフラットなスペースを確保することができなかったため
サブウーファーを逆さ向きにして、シート裏に取り付けるという難易度高め?な方法で対応しましたが…
どうやら、この逆さ向きにして取り付ける方法はダウンファイヤリングという手法らしく
通常のスピーカーを上に向ける方法とは逆向きの下方向に向けて音を出し、自動車のボディに音を当てて反射させる手法のようです。
高い放射効率で音が広がるダウンファイヤリング方式
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/speaker/subwoofer/ts-wx400da/
サブウーファーのユニットを下に向けて放射するカロッツェリアの独自機構「ダウンファイヤリング方式」を採用したことで、量感あふれる重低音が効率的に車室内全体へと広がります。また、大型の振動板や強力な駆動力を生み出す大型ストロンチウムマグネットの搭載により、サイズ以上の厚みある低域再生を実現しました。
カロッツェリアのこの辺のモデルは最初から下向きにスピーカーが付いているダウンファイヤリングのモデルみたいです。
ただ、他のダウンファイヤリング方式のサブウーファーはボディとスピーカーの隙間が狭いのですが、今回ワタシの行った取り付け方法ではスピーカーとボディとの隙間が大きいため、ダウンファイヤリングと呼べるかは疑わしいです(爆)
あとがき
取り付けを行い、早速音を出してみましたw
助手席シート下から、ズンズンと迫力のある音が響いてきて感動モノです。
ですが、今の取ってつけた状態ではサブウーファーの主張が激しく、明らかに助手席下から音が鳴っているのもわかるので、自然に聞こえるように今後調整を行っていこうと思います。
この調整が難しいんですよね。
調整方法をググってみても、よくわからない専門用語ばかりでちんぷんかんぷんだし…。
どなたか詳しい御方、ご教授いただけませんでしょうか(爆)
Comment
SZ700の記事でお世話になりました225です!
DAを入れたのは音響を変えたかったからでして私も同じくカロッツェリアのWX400DAを助手席下に、それとアンプ諸々を入れ替えました。
タイムアライメントとカットフィルターについてはこれまた同じくちんぷんかんぷんで最終的にプロにお願い。
SZ700の記事のお礼と言ってはなんですが私のはこんな設定になってます。
サブウーファー設定
カットオフ LPF 63Hz
スロープ -24dB/OCT
タイムアライメント
149.8cm(変更なし?)
カットオフはユニット側の設定が生きるのでリモコン側の周波数設定はダイヤルをマックスのままにしておいて下さい、とのアドバイスありました。
タイムアライメントもカットオフもツィーターやミッドと合わせての設定なので大きくは変わらないかもしれませんが宜しければお試し下さい。
225さんコメントありがとうございます。
プロにお願いするのは一番間違いない方法ですが敷居が高い(汗)
設定の方参考にさせていただきます、といいつつもうすでにチンプンカンプンだけど(爆)
車種は同じX-TRAILですか?
取り付け位置も助手席下?
同じ設定にしてみて様子を見てみます。
ありがとうございましたw