2023年2月。
恥ずかしながら50年間生きてきて、雪中キャンプという初めての経験をしてきました(笑)
十数年前、ファミリーキャンプを初めて数年が経っていた頃に、子供を連れて雪遊びにマキノ高原へ行った時のこと。
スキー場の片隅でキャンプをしている人たちを見かけ、世の中にはとんでもない変態がいるもんだなと思っていた、当時30代だった私は50代になりとうとうその変態の領域に足を踏み入れたわけでございます。
といっても、SNSもなくスマホもない当時と違い、情報過多でキャンプブームな今では雪中キャンプなんて冬キャンプのほんの延長線上にあるようなものですが…。
それでも、雪に縁のない大阪に住み、雪用の装備が皆無な私にはまだまだ厳しく…
キャンプ道具はなんとかなっても、ノーマルタイヤで、しかも雪道の走行経験がない自分にとって雪中キャンプはとてもハードルの高いキャンプでした。
そんな環境を打破すべく、昨年タイヤをミシュランのオールシーズンタイヤに履き替えたので、雪に対する最大の障害がなくなり、晴れて雪中キャンプデビューを果たすことになりました(笑)
万が一、オールシーズンタイヤでも走行できないような時に備えてオートソックも準備しておきました。
出撃
大阪から長野県の五光牧場へは、片道400km。
中々の距離です(笑)
金曜の夕方に大阪を出発。
名阪国道から国道23号線に入り、みえ川越インターチェンジから豊明までは伊勢湾岸自動車道を使い名古屋市内をワープ。
どんぐりの里いなぶ
豊明から国道153号線で、この日の目的地の道の駅「どんぐりの里いなぶ」へ19時30分ごろに到着。
ここには温泉施設の「稲武温泉」が併設されているので、そこでお風呂に入るのが目的です。
このあともう少し走るつもりでしたが、風呂上がりに我慢ができずに・・・。
今夜はここで車中泊することにしました(汗)
初めて車中で火器を使ってみました。
エクストレイルでの車中泊、私の座高だと天井がつっかえて、かなり窮屈です。
寝るぐらいならいいけど、ご飯食べてとかになるとちょっと狭いな。
食後はお酒を飲み、アマプラなどを見ながら、運転の疲れも伴っていつの間にか寝ていました。
翌朝
6時に起床。
朝ごはんのカップ麺を食べるために、お湯を沸かしていると。
どこからともなく、野良猫がやってきました。
そして、あざとく「にゃぁにゃぁ」鳴きながら、飯くれアピールをしてきます。
しかし、野良猫には
ノー餌付け!
心を鬼にして何も与えず、道の駅をあとにしました。
その後はひたすら153号線を北上し、高遠に入り茅野を抜け、八ヶ岳高原ラインを快走し昼前に五光牧場キャンプ場に到着。
チェックインからの設営完了
五光牧場の入り口に到着。
ん?雪がない?
受付にてチェックインの手続きの後、先行しているメンバーの元へ向かいます。
この日はナチュログ時代から懇意にさせていただいている、仲間とのグルキャン。
毎年彼らが行っている、五光牧場での雪中キャンプに初めて参加させていただいたのです。
無事、みんなと合流。
今回はzero21keiさんが用意してくれたサーカスTCbigがあり、テントでは寝るだけなので、コンパクトで設営撤収が楽なネイチャーハイクのモンガー2を持ってきました。
フライレスで星空を見ながら寝るつもり…ではなく。
きちんとフライを付けましたw
設営完了!
宴
雪中キャンプでやりたかったことの一つ。
雪でビールを冷やすw
せっかくなので、冷やすビールも奮発しました(笑)
早速かんぱーいw
そして、遅めのお昼ごはんを食べようとカップ麺のお湯を用意し始めると・・・
ナチュログ戦隊シオガマンのシオガマンブルーから、豚の塩釜焼きを提供いただき、今回はじめましてのTOMOさんからはペンネをいただき…
これはもうお昼ごはんとかではなく、完全に飲むモードです(笑)
インスタントラーメンなんか作っている場合ではありません。私もふるさと納税の返礼品でもらった焼き鳥を焼いていきます。
さらに次から次へと繰り出される料理の数々。
(※まだお昼です)
大人のドリンクバーには大量のウィスキーの数々が…
至福の時間が過ぎていきますwww
(※まだお昼すぎです)
ロケハン
ただ食って飲んでたわけではありません。
ここに集まっているのは写真が好きな面々。
夜の星空撮影に向けてキャンプ場内にある展望台へロケハンにも向かいました。
まだ少し雪の残る道を歩き、展望台へ到着しました。
ロケハンと言っても、このあとの天気は下り坂。
この時点でもうすでにガスっていて、星が見えそうな気配は一切ありません(汗)
展望台から遠くに電波望遠鏡のパラボラアンテナが見えます。
このパラボラアンテナを見ると、昔、家族旅行でこのあたりに来てこのパラボラアンテナやJRの標高最高地点に記念碑などを見たことを思い出します。
私の信州好きは幼少期に毎年信州に家族旅行に連れて行ってもらい、その時に刷り込まれた記憶が起源になっているんだろうなぁ。
両親には感謝です。
ロケハンを終えるとサイトに戻り再び宴の開始です(笑
夕食
さっきから食べてばっかりですが、今度は夕飯という名目でどんどん料理が出てきます。
ヘリさんからは厚木のシロコロホルモン。美味い!
kさんは焚き火台の炎を使い、四川風麻婆豆腐を作り、その隣では霧ボッチパパがチャーハンを。
華麗なる中華鍋の饗宴です(笑)
マーベラス!!!
TOMOさんからはもつ煮を。
その他にも、taku-cさんからパンチェッタ?とかマグロの刺身などもいただき、とても美味しくて豪勢な夕食を経験したのでした。
私はおでん(温めるだけ)を持ってきましたが、この豪華なレパートリーの中に出す勇気がなく、お持ち帰りしました(爆)
星空
料理に舌鼓をうち、美味しいお酒を頂いていると、テントを打つ雨音がしてきました。
あぁ、、、、とうとう降り出したか。
せっかく星空が美しい場所へ来ているので、星を見たかったですが予報より早く雨が降ってきました。
しかし、外に出て空を見上げてみると雨は降っているのに星は見えていますw
雨は降っているが、雲の切れ間に星空が見える不思議な空模様w
星空の写真を撮り終えた後、またまた飲み直してこの日はお開きに。
それぞれのテントに戻り、眠りにつく頃には雨は本降りとなりました。
翌朝
朝6時に起床。
かなり強い雨が降っています。
サーカスにお邪魔し、コーヒーを飲んでいると皆さんも集合してきました。
朝ごはんのカップ麺のお湯を沸かそうかと思っていると、kさんがラーメンを作ってくれるというので
またまたカップ麺は直しこみ、ラーメンをご相伴に与りますw
前日に酷使した胃腸に優しい味が染み渡りました(笑)
朝食の後は本降りの雨の中、そそくさと片付けて9時前にはキャンプ場を後にしました。
お世話になった、サーカスの撤収などお手伝いしなければならないところですが、この後10時間ほどかけて大阪まで帰らなければなりません(汗)
お手伝いできないことをお詫びし、一人先に帰路へつかせてもらいました。
今回ご一緒した皆さん。
楽しい時間をどうもありがとうございました。
また来年もよろしくおねがいしますw
その後、来た道と同じルートを使って一路大阪へ、往復800km超の道のりをおよそ10時間かけて帰ってきましたwww
(途中、温泉入ったりとかお昼ごはんを食べたりしたので、実際の運転時間は8時間ぐらいかな)
—– fin —–
Comment
初めてだったのですかぁ
雪中キャンプにしては暖かい週末でしたから、まだまだ真髄には触れていませんね(爆)
しかし、ediさん毎週のように恐ろしい距離の遠征してますが、
ガソリン代どれくらいかかってるんですか?w
しくさんコメントありがとうございます。
正確に言うと、翌朝起きたら雪が積もってたことはありますが、あの時は幸を楽しめるような余裕がなかったので
今回が私的には初めての雪中キャンプです(笑)
おっしゃるとおり、雪はほんのり残っているぐらいで雪中キャンプですの真髄とはかけ離れたものでしたが(汗)
ガソリン代?
・・・それなりに掛かっております(爆)
初雪中キャンプお疲れ様でした。
ずーっと食べ物が出てる、美味しいキャンプでしたね(笑)
ただ、今回は暖かすぎました。
来年は凍れる五光で極寒キャンプしたいですね!
zero21keiさんコメントありがとうございます。
ほんとに飲んで食ってを繰り返したキャンプでしたねwww
気温については、雪キャンプ初心者の自分でもちょっと物足りない感じでした(笑)
寒すぎるのはゴメンですが、来年は正直もっと雪の中でキャンプがしたいですw
雪中からのビシャビシャの朝(笑)暖かくて去年の極寒が嘘みたいでした
焚火して飲んで食べて今回みたいなキャンプが一番好きです(^^)来年もお会いできるのを楽しみにしてますね♪
Tomoさんコメントありがとうございます。
確かに最後はビシャビシャで幕内にも水たまりができ、いつ滑ってもおかしくない状態でしたねw
来年はもうちょっと雪が多い中でキャンプがしたいですwww