キャンプギアの中で必須中の必須アイテムである、寝具のシュラフ。
その中でも、性能の善し悪しが究極に問われる冬キャン用のシュラフを購入しました。
私が買ったのはブルックリンアウトドアカンパニーのダウンシュラフ。
そのダウンシュラフが5月1日より値上げされるとアナウンスされているのですが…
その値上げ幅が大きくて私が買ったタイプだと1万円の値上げ!
もう春だし来シーズンまでに買えたら良いなと悠長に考えていましたが!
1万以上の大幅な値上げと聞くと話は変わってきます。
MNPで得たポイントを駆使し急遽前倒しで購入することにしました。
キャンプギアなどのレポでは、実際に自分が手にとって使い、自分で撮影した画像を使って記事を書くようにするのがポリシーとして運営している弊ブログ。
昨日ポチって今日届いたので、開封レビューとして早速ご紹介します。
(この記事を書き終わったのはさらに2日後です)
800FP 900g ダウンシュラフ
正式名称はCatskills Sleeping Bag。
様々なダウン量のシュラフが販売されている中で私が選んだのはダウン量が900gのものです。
今まで冬キャンではモンベルの「バロウバッグ#0」を使ってきましたが、化繊ゆえ大きく嵩張るのと時々寒さで目が覚めることがしばしばあり、それに変わりもう少しハイスペックなシュラフが欲しかったのです。
カタログスペックとしては
- コンフォート:-14℃
- リミット:-25℃
- エクストリーム:-29℃
となっています。
スペックなどの詳しい情報が見たい方はこちらをどうぞ。
開封!
収納袋にはコンプレッション用のベルトが付いているタイプです。
コンプレッションベルトを使わない状態で、長さは40cmちょっと。
太さはcm
モンベルのバロウバッグ#0と並べてみました。
バロウバッグはコンプレッションベルトでギリギリまで圧縮した状態なのに対して、ダウンシュラフは袋に入れただけで何も手を加えていません。
ダウンシュラフの特徴の一つのコンパクトさが際立ちますね。
ちなみに、バロウバッグ#0を一切圧縮しない状態での比較はこちら。
この場合、ダウンシュラフは付属の保管用の袋に入れた状態で比べないと公正ではないかと思いますが、ご参考までに(笑)
そしてコンプレッションベルトをギリギリまで縮めた状態がこちらで、35cmぐらいまで縮めることができました。
展開
袋から出しました。
出した直後はぺったんこですw
それでは細かい部分を見ていきましょう。
ファスナー部分
ファスナーは噛み込み防止タイプのもので、蓄光のタグのようなものが付いています。
バロウバッグ#0を使ったことがある方は共感してもらえると思いますが、バロウバッグは開け閉めするたびに必ず生地を噛んで、たいがい苛つく仕様だったのでこれは嬉しい装備です。
途中引っかかったりしてスムーズに操作できるとは言えないですが、それはどのシュラフでも同じじゃないかと思います。
バロウバッグに比べるとかなり快適になったので、それだけで十分ありがたいです。
足元側にもファスナーを装備しているので、足元を開けて温度調節ができるようになっています。
こちらには噛み込み防止タイプではありません。
防寒装備
首元とファスナーの冷気が侵入しやすい箇所に羽毛が充填されたドラフトチューブが備えられているのと、ボックルキルト構造で作られていて、寒さ対策も万全です。
使用感プチレビュー
しばらく放置していると倍以上に膨れ上がりました。
では早速wシュラフの中に潜り込んでみます。
シュラフに入った最初の感想は「軽い!」でした。
バロウバッグ#0だと、シュラフに潜り込んだだけでもずっしりとした重さを感じていましたが、、、さすがダウンシュラフ。
この軽さでいて温かいとは、少しばかりカルチャーショックを受けました。
その代わり背中はダウンが潰れて畳の感触がダイレクトに伝わってきましたが…。
肌触り
生地はバロウバッグと比べると若干薄く感じますが、肌触りはバロウバッグ#0と同じような感じで、サラサラしていて気持ちがいい感触です。
さらに生地には撥水加工もされているので、ダウンシュラフの天敵の水濡れ対策も万全です。
サイズ感
私の身長は178cmですが、縦横ともにけっこう余裕があります。
メーカー公表の身長180cmから185cmまで対応という表記どおりだと思います。
ちょっとぽっちゃりな体型の人でも余裕がありそうに感じました。
また、商品紹介にあるストレッチ性ですが、バロウバッグほどではないけどそこそこには広がってくれます。
余裕のあるサイズ感とストレッチ性のおかげで、寝袋に入った段階で窮屈感は一切感じませんでした。
足元が広く作られているのも快適ポイントの一つ。
足元が窮屈なのが苦手なのでありがたいです。
安心してください無臭ですw
よく安いダウンシュラフのレビューで、シュラフから獣臭がし、臭くて寝れないという話をききますが
このシュラフについては一切そういった匂いはしませんでした。
その他のポイント
このシュラフの最大のポイントは、800FPのグースダウンを使用しているのにとても安価だということに尽きると思います。
私が購入したダウンの量が900gのもので、33,980円!(私はアマゾンのタイムセールでさらに1割引で買うことができました)
同じダウン量の山渓のナンガ900オーロラDXと比べて1万6千円以上も安いです。
しかし残念ながら5月1日からの価格改定によって金額によるアドバンテージは薄くなってしまいます。
なんとか、滑り込みで買うことができて本当に良かったと思います。
以上、ブルックリンアウトドアカンパニーのダウンシュラフの開封レビューでした。
もう4月とはいえ、夜はまだまだ冷え込みますので使う機会はまだまだあります。
早く実際にキャンプで使ってみたいですw
Comment
ボクのシュラフもBOCにしようかな(爆)
1万円値上げと言いつつ、常に20%オフで売る作戦じゃないことを祈りますw
モンベルのジッパーが噛み込むとは意外でした
早く激寒キャンプに行きたいですね〜www
しくさんはもう良いシュラフ持ってるじゃないですかw
モンベルのジッパーは今のはどうか知らないけど、私が使ってるやつは噛みまくりの噛みまくりで毎回イライラします。
多分、共感してくれる人いっぱいいると思うなぁ…。