ブログで使う画像について。「その写真大丈夫ですか？」

ブログで使う画像について、ちょっと気をつけておかないと大変なことになることなので記事にしてお知らせします。

今回の話は画像の著作権などといった話ではなく、自分で撮った写真についての内容です。
特に写真はスマホばっかりという方は、ぜひ読んで欲しい記事です。

Exif

Exifってご存じですか？
Exifとは写真に埋め込まれている、カメラの機種や撮影時の条件情報のことです。
例えば撮影したカメラの機種・撮影日時・シャッタースピード・絞りなどといった情報です。
僕はキャンプも好きですが写真も結構好きなので素敵な写真があれば、どのようなカメラと設定で撮影された写真なのか、Exif情報からよく参考にさせてもらっています。

じゃあどうやってそのExif情報とやらを見れるのかというと。
いろいろな方法があるのですが。

Exifビューワー

僕はグーグルchromeの拡張機能、Exifビューワーを使っています。
どういうものかといいますと。

Exifビューワーを利用してブラウザ（Chrome）上の画像にポインタを乗せると、画面上部に青い背景でExif情報が表示されます。
この情報から使っているカメラだったり、どのような設定で撮影されたのかを知ることができます。
(上記画像参照)

これがGPS内臓のカメラ(主にスマートフォンやタブレットなど)で撮影した場合…。

GPS情報

もう一枚の画像をご覧ください。

これはiPhoneで撮った写真なんですが、Exifビューワーを見ると右上に赤い矩形に「GPS」の文字が追加されています。
そこにポインターを持って行くと。

地図が表示されました。これは撮影された場所の位置情報です。
さらにクリックするとグーグルマップのページが開きます。
（2020/10追記　現在は地図は表示されず赤い矩形をクリックすると地図に移動するだけになっています）

Exif情報には撮影場所も記録されています。
スマートフォンなどGPS機能のついたカメラで撮影すると、位置情報が含まれた画像が記録され。
その画像をブログで使うとインターネットで世界中に撮影場所を発信していることになります。
今回はキャンプ場で撮影した写真ですが、これが自宅で撮影した写真だと自宅の場所を晒していることになります。

このご時世、個人情報などはしっかりと保護しておかなければいけません。

まとめ

写真から簡単に撮影場所なども特定できてしまうので、自宅だとか某キャンプ場などナイショにしたい場所で写真を撮るときは位置情報は付加しないよう設定しましょう。
ということです。
ナチュログを徘徊していると、かなり大勢の方が位置情報の含まれている写真を載せていらっしゃるので、今回記事にしてみました。

GPSの設定方法はそれぞれの機種での方法を調べてください。
僕の使ってるiPhoneだと
設定→プライバシー→位置情報サービス→カメラです。

Exif情報を消してからアップロードする方法もありますが、スマホなどだと最初から位置情報を付加しないよう設定するのが一番手っ取り早いと思います。
他には、SNSなどは媒体によっては画像をアップロードする際にExif情報は削除されるみたいです。
フェイスブックは削除されます。その他のSNSは未確認です。