キャンプのお供の、愛車「X-TRAIL」の快適化カスタマイズ。
…今回はハンドルにオーディオ関連のスイッチを取り付けて、ヘッドユニットのカロッツエリア「SZ-700」を操作できるようにしました。
プロローグ
今回ステアリングスイッチを取り付けた理由についてですが、使っているヘッドユニットのSZ-700の操作方法に不満があり。
現在は下記の3つの方法で使っていますが…。
- 画面を触って操作する
- 付属のリモコンを使う
- ソニーのロータリーコマンダーを使って操作する
1.の画面を直接触って操作する方法は、タッチパネル(端にあるボタン)の感度がとても悪く、毎回イライラするので、早々に使わなくなり
2.の付属のリモコンを使うようになったのですが
リモコンの場所を探し、向きを合わせ、ボタンを探して押す。という動作がとても多い操作方法のため運転中に使うことができないので…
3.の以前の車につけていた、ソニーの汎用のリモコン、ロータリーコマンダーを接続し使っていました。
これで定位置にリモコンがあり固定されているので、運転中でも目を離さず簡単に操作ができるようになってこれでいいかと思っていたのですが・・
ハンドルから少し手を伸ばすだけで、オーディオの操作ができるので便利ではあるのですが。
反応が遅かったり、割り当てたいボタンに機能が割り当てられないなど、満足の行くものではありませんでした。
そこで、ずーーーっとくすぶっていた純正のステアリングスイッチの取り付けを決行することにしました。
純正ステアリングスイッチ取り付け
純正のステアリングスイッチ取り付けについて、取り付け方法についてはみんカラを見るとたくさん出てくるのですが、それでSZ700を操作できるかどうかの情報が一切ありません。
付けたはいいけど、使えないってことがあったら恐ろしいですから、色々情報を集めていたんですが
まったく情報は見つからず・・・。
ネットの海を潜ること数ヶ月。
人柱覚悟で行ってしまいました(笑)
ステアリングスイッチの取り付け方法については、みんカラ内にたくさんあるので、そういった情報は(ここよりももっと丁寧に詳しく書いてあるから)そっちを見てもらうことにして。
こちらではみんカラでは載っていなかった情報など、主にSZ700との接続をメインに簡単に説明することにします。
エアバッグ取り外し
今付いている、スイッチを取り外すためにエアバッグを取り外します。
バッテリーのマイナス端子を外し、ハンドル左右についているトルクスネジを取り外します。
ここで、最初のトラップに引っかかってしまいました。
みんカラではT30のトルクスネジと書かれていましたが、自分の車はT27でした・・・。
トルクスなんて特殊な工具持ってるわけないので、外したバッテリーを再び繋いで、ホームセンターまでT27のトルクスを買いに行く羽目に。
そして、用意していたT31のトルクスビットは不要なものに・・・。
ホームセンターから帰ってきて、作業再開。
無事、エアバッグが取り外せました。
スイッチから出ているカプラーを取り外し、既存のスイッチを取り外します。
スイッチの取付
赤丸のネジを外せばスイッチが取り外せます。
自分はエアバッグのケーブルは付けたまま行いました。
今回新たに用意した純正ステアリングスイッチ。
これを、既存のクルコンスイッチのみのものと入れ替えます。
オーディオボタンとクルコン付きのスイッチは「255550-JH10C」、クルコンスイッチのみのものは「255550-JH13C」。
オークションでずっと探していたんですが、中々見つからないので諦めて新品を購入しました。
新しいスイッチに付け替え、配線を繋ぎエアバッグをもとに戻して、スイッチの取り付けは完了。
何もなかったハンドル左側にオーディオ関連のボタンが付きました。
ハンドルが汚いのは以前付けていたステアリングカバーを取り外したから。
ステアリングカバーは新しいのを買ったので今度付け替えます。
スイッチの接続
スイッチの取り付けは完了しましたが、今はただスイッチが付いただけ。
このスイッチとヘッドユニットの「SZ700」を接続しなければいけません。
果たして接続してみて正常の動作するか…。
ドキドキです。
配線の準備
みんカラの情報によると、ヘッドユニットにつなぐ線をスイッチから来ているカプラーに接続しなければなりません。
それにはカプラーに差し込む端子。
矢崎製040型非防水Fターミナル-CAVS0.5
が必要とのことで、事前に準備。
自分は楽天で最初から配線が付いたものを購入。
ステアリングスイッチ1・2・アース・イルミネーション用の4本です。
そして、SZ700に接続するためのケーブルも購入。
配線の片方には「kj-f101sc」に接続するために、ギボシを用意しておきました。
これで接続の準備ができました。
カプラーに配線を接続
ステアリングコラム下にある、ステアリングスイッチに繋がるカプラーに用意した配線を接続します。
ステアリングコラムカバー下の2本のネジを外し、カバーを外してカプラーにアクセスします。
カバーを外すのは上下に別れている上のパーツを先に外したほうが外れやすかったです。
カバーを外したらグレーのコネクターを外し、作成した端子を繋いていきます。
接続完了。
どこに何の線があるのかは、みんカラで見てください(汗)
上の写真の場合、黄色の線がステアリングスイッチ1・赤が2・黒がアース・青がイルミネーションです。
それを「kj-f101sc」の各配線に繋ぎ、ステアリングスイッチのアース線はkj-f101scのアース線につなぎました。
「kj-f101sc」をSZ700のリモコン端子に接続するとすべての作業は完了です。
恐る恐るリモコンの学習設定へ…。
動作問題なし!
無事、ステアリングスイッチのボタンでSZ700の操作に割りてることができましたwww
もちろん、ある程度勝算があったからチャレンジしたのですが、動かなかったらどうしようって超不安でした(汗)
無事動き一安心(笑)
ステアリングスイッチのボタンが8つまでしかないので、とりあえず上の状態で使っています。
ロータリーコマンダーの時は5つまでしか設定できなかったのと反応がワンテンポ遅れたりしていたのと比べると、雲泥の使いやすさに超感動ですw
イルミネーション点灯
このステアリングスイッチにはLEDのバックライトが付いているのですが、通常の状態では配線が繋がっておらず点灯しない謎仕様なので、点灯するように一緒に手を加えました。
この、青い配線をイルミネーションの電源に繋げるだけです。
ヘッドユニットのイルミネーション線に二股のケーブルを作成して繋げました。
点灯ピカッ!
スモールライトの点灯と同時に、ステアリングリモコンのバックライトも点灯し、夜間の操作性が大幅にアップしました。
もちろん、クルーズコントロールも問題なく動作します。
まとめ
キャンプ場に行く道中を盛り上げてくれて大満足なSZ700の数少ない不満点の操作性について、今回のスイッチ取り付けで完全に払拭され死角なしになりました。
おまけに、イルミネーションの点灯など視覚的にも満足の行く結果にw
なにより、上手く動くかどうかわからない見切り発車的スタートだったのが、一発で見事動作し安心した要素が大きく、本当に久しぶりに満足の行くカスタムとなりました。
カロッツェリアのディスプレイオーディオ「DMH-SZ700」、本当におすすめですw
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